昨年試しに作って、公開せずそのまま放置していたけれど、好きな海外ドラマや映画(は最近少な目だけど)の感想など、やっぱりメモしておくところが欲しいなと思い、
なかなかいいよね!
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アルマ・タデマはゴッドワード以上に、人物の体つきが、割とアングロサクソン系のしっかりした印象で、
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このブログ、ちょっと続けてみることに。
公開するための準備として、ヘッダー画像はじめブログタイトルなども一新しました。
以前のヘッダー画像、その時知った流行りの素材シェアサイトの写真を使って、
時間をかけてデザインを作ったし、
明るくてかわいくてとっても気に入っていたんだけど、
その後、著作権所有者がいる作品と判明。
びっくりしました。
ネットで拾った画像を自分で使うだけでなく、シェアサイトにアップしてしまう人がいるのね、ひどい。
もちろん使うわけにはいかないので、残念だけど変更することに。
ちなみに前のヘッダーはこんな風でした。
この件以来そのサイトには近づかず、以前から使っている信頼できる素材サイトだけを使っていますが、
せっかくここまでかわいく作ったのに、使えなくて残念。
画像中のタイトル「薔薇色の部屋」は、以前違うブログサービスで続けていた名前です。
その名前を引き継いだ日常ブログ(今のところ手芸の話がメイン)もこちらにあるので、よかったら覗いてみてください。
◇「薔薇色の部屋」
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綿麻生地でキャミワンピ型エプロンドレス・7月のSewing works2
ソフト加工の綿麻生地momentで、3年越しのエプロンドレスをやっと制作。好み通りに仕上がりました。
さて、今回こちらにはだいぶ前から頭に浮かんでいた、新しい名前を付けました。
それが「百花繚乱亭」。
咲き乱れる美しい花々の中に佇む、小さな東屋のイメージです。
豪華な名前なので、ちょっとためらったんだけど、
話題にするドラマや映画や本、音楽などの華やかさをイメージしてつけたので、
名前に背かないよう、少なくとも「百花」=百話を目指して、少しずつでも続けてみたいと思っています。
ところで絵描き(正しくはイラストレーター・休業中)でもあり、絵画大好きな私。
デザイン作業もとっても好きなので、ヘッダー画像を作るのも大好きで、思わず力がはいってしまいます。
今回このブログのヘッダーを作るに当たっては、
物語の話をする部屋らしく、ドラマティックなヘッダー画像にしたくて、こんなものを候補に考えたのですが・・・
この絵、素敵でしょ。
ジョン・ウィリアム・ゴッドワード
John William Godward が描いた
「Dolce Far Niente」1897
という絵です。
J・W・ゴッドワードは、ローレンス・アルマ・タデマと同じく、古代ギリシャやローマの時代をモチーフにした作品を多く描いた、イギリスの画家です。
1861-1922 なので、ちょうど100年ほど前の人ですね。
この世界は自分とピカソがいるには狭すぎる、と残して自殺してしまったとか。
こんなに才能があって、生きている時からしっかり人気のある画家だったのに、彼の幸せはそれでは満たされなかったのか、
その辺りに興味が惹かれます。
たとえばドガやモディリアニのような絵を描く人なら、なるほど自死しそうな生理的状態(性格も含めて)だったんだろうな、と思うけど、
ゴッドワードの作品はこんなに美しく華やかで、現世的だし、幸せそうな絵なのにね。
晩年は健康上の問題があったそうなので、これらの作品を描いていた最盛期とは、心身共に状態が違っていたのかもしれません。
日本語版の Wikipedia にはあまり詳しい情報がなく、自殺を不名誉と考えた家族が、写真など彼の資料を処分してしまったとあるので、
ほとんど情報が残っていない画家なのかもしれないけれど、これだけドラマティックな絵を描く人が、そんな最期だったのはどうしてか、
機会があったら、もう少し調べてみたいなと思っています。
話を戻して、彼は古代ギリシャやローマをモチーフにしていたし、イタリアに住んでいたそうなので、
この絵のタイトル「Dolce Far Niente」もイタリア語。
グーグル翻訳にかけて英語にすると、「sweet doing nothing」と出てきます。
直訳すると「甘い、何もしないこと」という感じ。
私なら「甘い無為」とか「あまいつれづれ」
あるいは「あまくけだるい時間」と訳すかな。
うん、最後のがいいよね。
で、これをヘッダーにすると、こんな感じだったんです。
中国ドラマの話や歴史など、東洋の話がメインになる予定だから、ちょっとブログの雰囲気とは違うかなあとは思ったけれど、
華やかで美しく、試しに作ったにしては、とっても気に入ったんです。
あ、念のため記しておくと、もちろんパブリックドメイン(素材として使用可能なデータ)を使っています。
なので、これでいきたかったんだけど、問題がひとつ。
スマホ表示にすると、こんな無残なことになってしまうんです。
う~ん、これはちょっと。(笑)
いくら私自身がパソコンで更新するからって、いまやネットはスマホで見る人の方が圧倒的に多い時代なのに、
これはないよね、と。
ぶつ切りの女性の躯幹だけの画像なんて、いくら美しくても意味不明になっちゃう。
ただ、これだけすけすけのギリシャローブ風の衣装だし、美しく活き活きした女性の肌なのに、
この部分だけにしても、いかがわしい雰囲気はまったくないのが、すごい。
色っぽいのと、いかがわしいのとは、違うんだよね。
その辺りはバランスが色々で、一言で語れないけれど。
ともあれ、試す前からわかってはいたけれど、でも一度やってみたかった、
ゴッドワードや好きなドラマティックな絵画をヘッダー画像に使うことは、こうして諦めたのでした。
ついでに載せておきたい、これも大好きで試作してみた、ゴッドワードの一枚。
日本ではより有名な気がするアルマ・タデマも、もちろん好きだけど、
描かれている女性の顔立ちや印象は、私はゴッドワードの方が好み。
ゴッドワード
「When the Heart is Young」の一部
アルマ・タデマはゴッドワード以上に、人物の体つきが、割とアングロサクソン系のしっかりした印象で、
目鼻立ちも、私にはなんとなく白人ぽく、
「ギリシャの衣装を着たイギリス人」という感じがあります。
ルクレツィアというよりは、エリザベスという感じ、
ジュリエットというよりは、オフィーリアという感じ、
とでもいうか。(笑)
時代が全然違うけれど。
それでも構図や背景がとても美しくて好きなんだけど、女性の顔や体つきは、やっぱりゴッドワードの方が好きかな。
私の好みよりちょっと濃い顔立ちではあるけれど。
ともあれ、上の絵も最初のもの同様、スマホで見ると体の中央しか見えないので、もちろん却下だったし、
他にも好きな絵はいっぱいあるけれど、縦長の絵が多く、横長にカットしていい感じに使えるものは、殆どありません。
なのでドラマティックで華やかな絵画を使うことは早々に諦めて、現在のヘッダー作成に情熱を注ぎました。
ほんとに注いじゃった、
かなり時間かかってるんです。(笑)
実はこれも大好きな素材から作ったもので、元はボトルが縦に映っている写真なのです。
だからヘッダーにはこれもやっぱり使いにくいのだけれど、以前からとにかく好きで、とにかく使ってみたかったものなので、
今回ヘッダーとしてなんとかうまく仕上げることができて、とっても満足しています。
(本当はもうちょっとボトルを斜めにしておきたかったんだけど、それだとどうしても幅が足りなかったので…うん、今の私の腕ではこれが精一杯。)
スマホの方のために、パソコンの画面で見るとこんな風です。
嬉しいな、この画面。
機会があったらぜひパソコンでも見てみてね。
今までブログに限らず、リアルな場でも、自分の好みを表すことにずっとためらいがあったのだけれど、
このブログでは、それを一掃するため、「まず自己満足がすべて! 」というくらいの勢いで、自分の好みに正直に書いていこうと思っています。
元々の個性として、暑苦しいくらいになって、やっと本当の自分が出てきている感じかも。笑
お付き合いいただける方がいらっしゃったら、歓迎いたします。
私の新しい東屋、「百花繚乱亭」にようこそ、
まずはここまで読んでくださって、どうもありがとう。
気に入ったら、また遊びに来て下さいね。
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