昨日、大木ゆきのさんのブログで

大木ゆきの『ペンのキャップが、瞬間移動した件!?』
昨日は札幌でのオフ会だったので、本のサイン用のお気に入りの金色の油性ペンを持参しました。 オフ会が終わって、ホテルに戻り、荷物の整理をしていた時のことです。 …
”ペンのキャップが無くなったと思ったら、あり得ないところから出てきた” という話を読み、
あ、あるあるそういう不思議なこと、
と思い出した話がいくつかあったので、そのうちのひとつをアップしてみようと思います。
もう5年以上前、新感染症が始まる以前の話になりますが、
知りあいの女性が旅先のホテルで、たくさんのお気に入りのアクセサリーを、大きなポーチごと全部失くしてしまうという出来事がありました。
直後に別の知人に当てて、この話を書いたメールが残っていたので、その部分をアップしてみますね。
‥✼‥┈┈‥✼‥
(前略)
ところで、先日教えていただいた本を読んだのですが、
中に出てきた「絶対にあり得ないところから、30年前に無くした VTR が出てきた」話に、とても驚きました。
似た出来事が、わたしの身近でもちょうど起こった直後だったのです。
海外在住の知人ご夫妻が、日本にいる息子さんの結婚式に出席するため、先日から東京のホテルに滞在していました。
奥さまが日本人で、旦那さまがアメリカ人のご夫婦です。
奥さまの町子さん(仮名)は以前から、私の作るアクセサリーを気に入ってくださっていて、
今回の式のための装飾品を、当日のドレスの色に合わせて作ってほしい、と、2カ月ほど前から依頼されていました。
そんな経緯で連絡を取り合っていたのですが、お二人がホテルに着いて3日目の夜、町子さんからメールが来たのです。
奥さまが日本人で、旦那さまがアメリカ人のご夫婦です。
奥さまの町子さん(仮名)は以前から、私の作るアクセサリーを気に入ってくださっていて、
今回の式のための装飾品を、当日のドレスの色に合わせて作ってほしい、と、2カ月ほど前から依頼されていました。
そんな経緯で連絡を取り合っていたのですが、お二人がホテルに着いて3日目の夜、町子さんからメールが来たのです。
久しぶりの帰国で、息子さんの結婚式以降もひと月近く滞在する予定のため、
アクセサリーが大好きな彼女は、服装に合わせて色々持っておきたくて、お気に入りのほとんど全部を、大きなポーチにまとめて持って来たのだそうです。
到着初日に部屋に着いて鍵付きのトランクを開けた時、そのポーチも取り出して、中を確認したとのこと。
その上でトランクに戻し、また鍵をかけたのをはっきり覚えているのに、一日置いて3日目の朝、ポーチからアクセサリーを出そうとしたら見当たらず、
旦那様と二人がかりで、トランクの中だけでなく部屋中くまなく探したけれど、なぜかどこにも見つからない、とのことでした。
幸い、私が式用に作ったアクセサリーは発送前だったため、結婚式のアクセサリーに関しては 問題なかったのですが、
愛用のアクセサリーを一度にすべて失くしてしまったショックで、町子さんは気の毒なほど落ち込んでしまっており、
メールからそれが直に伝わってきて、私まで衝撃を受けて軽い動悸がするほどでした。
が、同時に、そんな不条理なことが起きるものだろうか、と冷静に考えてもいたのです。
鍵をかけているトランクから、どうやったらそのポーチだけ、きれいさっぱり消えてなくなるなんてことが、あり得るのか。
鍵をかけているトランクから、どうやったらそのポーチだけ、きれいさっぱり消えてなくなるなんてことが、あり得るのか。
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電話で話を聞いたところ、旦那さまも、不可解で狐につままれたよう、と首を傾げ、
真智子さんも、大きなポーチだから、簡単に他の物の陰に隠れて見えなくなるようなものではないのに、と。
トランクに鍵がかかっていたわけだし、日本のホテルではまずありえないとは思うけれど、
お二人が部屋を留守にした間に盗難に遭った可能性も、私は考えました。
そして、見つかるかどうかわからなくても、ホテルにこういうことがあったと相談してみたらどうでしょう、と、町子さんに提案しました。
ホテル側ではそういう時のマニュアルがあるかもしれないし、探す手伝いをしてくれるかもしれません。
また、ご夫妻はそのホテルにあと数日しか滞在しないそうなので、
チェックアウトした後にもし見つかったら教えてもらうためにも、そうしておいた方がいいと思ったのです。
たとえ同じものが手に入っても、失ったものの代わりになるわけではなく、気休めにしかならないだろうと思いましたが、それでも、
ポーチの中に含まれていた以前私が作ったものは、材料があれば同じものが作れる場合もあるから、全て失ったわけではないと思って、元気を出してくださいね、
など、せめてもの励ましを、通話を終えた後にメールでも送りました。
‥✼‥┈┈‥✼‥
ポーチの中に含まれていた以前私が作ったものは、材料があれば同じものが作れる場合もあるから、全て失ったわけではないと思って、元気を出してくださいね、
など、せめてもの励ましを、通話を終えた後にメールでも送りました。
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それから数時間後。
深夜になって、町子さんから、とても元気が出た、と返事が来ました。
それは私には驚きの返信でした。
(後編に続く)
◇続きアップしました
(後編に続く)
◇続きアップしました
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