お正月にお勧めに出て来て、BGM代わりに聞き流しながら作業していたら、すぐに驚いて手を止め、
巻き戻してもう一度見ることになった動画。
(関係ないけど、今も巻き戻しっていうの、いいね。
もう巻いてるフィルムを使ってる時代じゃなくなったのに、映画発祥の時代の名残がこうしてまだ使われているのって、なんだか嬉しくなる。)
「世界が震撼した。世にも奇妙な偶然の一致6選」
というタイトルなのだけど、偶然とはとても呼べない現象ばかりで、とにかく凄い。
世界が震撼というキャッチコピーも、あながち間違いじゃないというくらい。
6つとは
1.映画『オズの魔法使い』の衣装
2.イギリスの田舎町での殺人事件
3.婚約者の子供の頃の写真に自分が
4.イタリア国王とシェフ・二人のウンベルト
5.子供の頃の愛読書
6.アメリカ大統領を襲うテカムセの呪い
下に動画を貼っておくので、内容を読んでしまいたくない人は、先に見てからどうぞ。
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4をどこかで前に読んだ気がして、この動画の中ではそれが一番インパクトが強かったけれど、
1と5のような話もとても好きで、
同じ「驚きの偶然」という話の中でも、ジャンル分けすると、これらは同類項の話だと思う。
5の本の話は特に、胸があたたかくなるいい話で、個人的にはこういうのが一番好きだ。
アメリカ人の児童書作家アン・パリッシュが、夫とパリで古本屋に行った時、子供の頃に好きだった本を見つけて購入したところ、
表紙の裏に、子供の字で何か書かれていた。
見ると、自分の名前と当時の住所。
自分が子供の頃に書いた、まさに自分の本だったのだ。
なぜアメリカ人の彼女の本が、何十年も経ってからパリで見つかるのか、すごいを通り越して怖いくらいだけれど、
私だったら、これは泣いちゃうなあ。
本に命があって、愛してくれた持ち主の所に戻ろうとして、起こしたことのように感じるもの。
アン・パリッシュ(1888-1957)
画像出典:Wikipedia
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1も驚きのエピソードで、特に映画好きにはたまらない。
映画「オズの魔法使い」の撮影に当たって、
古着屋で大量に購入した中から、条件に合う上着を一着だけ選び出して役者に着せたら、
そのポケットの内側に、亡き原作者の名前が入っていた。
驚いて彼の妻と仕立て屋に確認したところ、まさに原作者本人の上着で間違いなかった。
なんて・・・あまりにもドラマティックで、それこそまるで小説や映画の脚本のよう。
起こるとしても天文学的な確率で、もはや偶然という言葉ではとても言い表せない。
でも、こういうことが現実に起きているのだ。
実は1を聞いてすぐ、以前これも動画で見た、アンソニー・ホプキンスの逸話を思い出した。
ここでは内容は書かないでおくが、その時もあまりのあり得ない現象に、聞いていて鳥肌が立ったのを覚えている。
こうしたことには、シンクロニシティというか、引き寄せというか、宇宙の法則というか、
とにかく、偶然なんてものじゃなく、
何らかの力が、意図が、
働いているのは確かだと思っている。
続けてアンソニー・ホプキンスの動画を貼った記事もアップするので、そちらもぜひ。
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ちなみに、これに比べたらささやかなシンクロだけど、
その日この動画を流しながらしていたのが、数年前にブックマークした記事や動画を整理するという作業だったのだけど、
この動画に驚き、アンソニー・ホプキンスの動画を思い出したら、数年前に一度だけ見たその動画のブックマークが、すぐ目の前にあった。
一度も見返さず、ブックマークしたことさえ忘れていたのに。
ああそういうことだよね、と思ったのはいうまでもない。
1月5日にこの作業をしながら、この動画を見ることに、きっとなっていたんだろうな。
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◇アンソニー・ホプキンスのエピソードを紹介した動画、アップしました。
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