言語が文化であり、人間としての思考である~映画「メッセージ」と「コンタクト」

2022年11月18日金曜日

映画

映画「メッセージ」ポスター



前に挙げた「ペルシャン・レッスン」に続き、

全くの嘘を教え続けることができるか~映画「ペルシャン・レッスン」

全くの嘘を教え続けることができるか~映画「ペルシャン・レッスン」

見たい! と思った映画。ギリシャ人と偽ったユダヤ人男性が、ドイツ人将校に「母国語」を教える羽目になり…



もうひとつ、見たくなった映画をメモ。


「メッセージ」(原題 Arrival)。


まさに今上映中の「ペルシャン・レッスン」と違い、これはもう5年ほど前の作品。






「話す言語によって性格が変わる」という tweet とその一連のスレッドを見ていたら、そこで紹介されていて、初めてこの映画の存在を知った。

来訪したUFOのメッセージを、言語学者が解読していく話だそう。

面白そう!


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不思議なのは、この映画を知った時の、情報の一連の流れの速さと、見事さ。

このところ言語の発音の違いと、それによる国民性について、繰り返し考えるともなく考えていて、

昨日、それを話したい友人を思い浮かべていたら、数時間後にその友人から連絡が来て、今日話すことになった。

そしてさらに、その約束の時間の前にふと Twitter を見たところ、普段は全く流れて来ないような内容なのに、上述の tweet がタイムラインの一番上に出ていたのだ。


う~ん、すごいなあ。
天のサポートがというか、私のうに子がというか。

(本当はどちらでも同じこと。笑)


昨日今日はこれを考えたり、同じようなことを考えている人たちの存在や思考に触れるのが、私のやるべきことであり、受け取るべき刺激だったんだろう。

もしかすると、一番の目的は、この映画を教えるためだったのかも。

それとも、これは楽しいおまけかな?



とにかく、この頃ちょっと興味を向けたものに関する情報が、殆ど間を置かず、どんどん溢れんばかりにやって来るので、そのたび驚いてしまう。

私のうに子、とっても素早いのだ。
(しかもパワフル。笑)


これまでも、周りの人たちから「宇宙直結」と褒められていたうに子だけれど、最近以前の比じゃない。

今までどこかでせき止められていた本来の回路が、ふさぐものがなくなって、再開通したのだろうと感じている。


私ももたもたせずに、うに子が送ってくれるものを、どんどん受け取ってどんどん味わっていこうと思う。


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さて、映画だが、主演女優の顔を見て、どこかで確かに見たけど、どこでだったか思い出せない・・・と思っていたら、

なんと、ディズニー映画「魔法にかけられて」のヒロインだったのね!

わからないわけだわ、あまりに設定が違っていて。






年齢よりだいぶ幼い印象に見えるキュートな顔だちで、設定と微妙に違和感があるというか、今までのSF映画に出てくる学者とは、かなり違う気がするけれど、

気になるほどではないので、見ているうちに慣れるんだろうなと思う。

ちょっと幼く見える pretty な学者だって、現実にきっといるよね。

これも思い込みだなあ。



それに、「コンタクト」が好きな人はぜひ見た方がいい、と書いている人がいて、ん、じゃあ見なくちゃ、と。


大好きなカール・セーガンの同名小説を原作にした映画「コンタクト」は、初めて観た時、サバサバした主演のジョディ・フォスターにあまり感情移入できなかったし、

恋人役のマシュー・マコノヒーも好みじゃないし、


15歳の頃、原作に震えるほど衝撃を受けたのに比べたら、そんなに感動したとは思っていなかったのに、

気づけば DVD を何度も見てしまっていて、

自覚が薄かっただけで、実は相当好きな映画だと判明。笑






私、このパターンが結構多い。

強烈に好きな物があると、それに比べてやや感動が少ないものを、そんなに好きだと認識できないでいて、

後から何かがきっかけで、かなり、いや相当好きなのでは、と気づいたりする。


「コンタクト」もその類で、今ではとても好きな映画のひとつだと自覚しているし、SF好きでなくても楽しめる、とても良質な映画だと思う。


ジョディ演じるヒロインが、未知の世界で愛する人に再会する場面は、何度見ても涙が出てしまうし、「オッカムの剃刀」のくだりも大好き。

(私も「オッカムの剃刀」は、殆どの場合圧倒的に正しいと思っている。

でもヒロインと同じで、そうではない不思議なことも多々あるのも受け入れられるようになってきたし、特に感情・心のことは別の場合が多いのも痛感。)


・・・書いていたら、「コンタクト」をまた見たくなってきちゃった。笑


「メッセージ」、知的に面白そうな映画なので、心身のコンディションを整えて近々見ようと思う。











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