今日はちょっと(かなり?)不思議な話を。
以前のブログからの再掲なので、数年前の話です。
ピアスをつけない人には、ちょっとわかりにくいかもしれませんが、
ポストタイプとも、フックタイプとも違い、リングを耳に通して、片方を逆U字に曲げた端同士をひっかけて、落ちないように留めるつくりです。
そのリングに、ハートチャームの上部にある小さな穴を通して、ハートチャームを下げるようになっています。
これがそのピアスです。
ハートの大きさは 15mm 四方くらい。
リングの上部を耳に通します。
耳が小さく薄い私は、重いものはすぐに痛くなってしまうので、軽いピアスを好んで使います。
ピアスを着けたり外したりする動作は、もう長年の習慣で、半ば無意識になっています。
その日も殆ど注意を払わず、外そうとしてまず左耳のリングに手を伸ばした時、下がっているハートチャームに、指先がわずかにかすりました。
するとチャームが小さく揺れた感触があり、ほんの一瞬、不自然な間を置いてから、微かなぽとりという音と共に、床の上に何かが落ちたのです。
見ると、リングからハートのチャームが外れて、足元に落ちてしまっていました。
耳から外れにくいピアスで、これまで落ちたりしたことは一度もなかったため、咄嗟になにが起きたかわからず、
知らないうちに留めている部分が外れて輪が開き、そこから滑ってチャームが落ちたのかと思いました。
でも、触ってみると、リングは耳の後ろできちんと閉じていました。
え?
どうして落ちたの?
正確には、「どうやって」
切れ目もないのに、
‥✼‥┈┈‥✼‥
わけがわからず、あちこち確認しましたが、どこも、何も、傷んでも壊れてもおらず、
結局どこにも、落ちた原因は見つかりませんでした。
確認すればするほど、「物理的に不可能」とわかるだけ。
いったいどういうことだったのか、今も全くわかりません。
これがそのピアスです。
ハートの大きさは 15mm 四方くらい。
リングの上部を耳に通します。
耳が小さく薄い私は、重いものはすぐに痛くなってしまうので、軽いピアスを好んで使います。
透かし彫りやアラベスク模様のような、細かい細工が大好きなので、このピアスはデザインも好みなのですが、
加えて、リングが普通のピアスのポストよりずっと華奢で細く、ハートチャームもごく薄くて軽いので、つけていてほとんど重みを感じないのも、気に入っている大きな理由です。
特に髪をアップにしている時に着けやすく、一時期こればかり着けていたこともありました。
‥✼‥┈┈‥✼‥
ピアスを着けたり外したりする動作は、もう長年の習慣で、半ば無意識になっています。
その日も殆ど注意を払わず、外そうとしてまず左耳のリングに手を伸ばした時、下がっているハートチャームに、指先がわずかにかすりました。
するとチャームが小さく揺れた感触があり、ほんの一瞬、不自然な間を置いてから、微かなぽとりという音と共に、床の上に何かが落ちたのです。
見ると、リングからハートのチャームが外れて、足元に落ちてしまっていました。
耳から外れにくいピアスで、これまで落ちたりしたことは一度もなかったため、咄嗟になにが起きたかわからず、
知らないうちに留めている部分が外れて輪が開き、そこから滑ってチャームが落ちたのかと思いました。
でも、触ってみると、リングは耳の後ろできちんと閉じていました。
そうだよね、と思いながら、暗い気分になりました。
たとえ後ろの留める部分が外れていても、普通に考えて、チャームがリングの端まで上に登って、そこから落ちるなんてことはあり得ません。
でもまずそう思ったのは、
ハートチャームの穴に切れ目が入ってしまい、そこから落ちた
という、一番普通の原因を認めたくなかったゆえの、自己防衛的な意識の働きだったと思います。
でももう仕方がありません。
壊れてしまったんだ、
もうこのピアスとお別れかな、
と思いつつ、そっとチャームを床から拾い上げました。
ところが、手の上でよく見ても、チャームはどこも、切れても壊れてもいなかったのです。
と、いうことは・・・・・・
ところが、手の上でよく見ても、チャームはどこも、切れても壊れてもいなかったのです。
と、いうことは・・・・・・
え?
どうして落ちたの?
正確には、「どうやって」
切れ目もないのに、
閉じた金属の輪から、外れて落ちることができたの?
‥✼‥┈┈‥✼‥
わけがわからず、あちこち確認しましたが、どこも、何も、傷んでも壊れてもおらず、
結局どこにも、落ちた原因は見つかりませんでした。
確認すればするほど、「物理的に不可能」とわかるだけ。
いったいどういうことだったのか、今も全くわかりません。
もう一度、先ほどの写真を載せておきますね。
これはこの出来事の後、落ちた左のチャームを元通りリングに通してから、撮った写真です。
これはこの出来事の後、落ちた左のチャームを元通りリングに通してから、撮った写真です。
ご覧の通り、穴に切れ目がない限り、リングから落ちることは不可能です。
なのに、手がわずかに触れただけで、
なのに、手がわずかに触れただけで、
ぽとりと外れて落ちてしまった。
どう考えても、科学的には説明がつきません。
まるで子供の頃に見た手品のよう。
でも、手品と違ってどこにもタネはありません。
思い出すのは、手が触れてから落ちるまでの、あの一瞬の不自然な空白の時間です。
あの不自然な感じは、言葉で伝えようがありません。
あの時、ほんとうは何が起きていたのでしょう。
もしも鏡の前だったら、そこにはなにが映っていたのでしょう。
・・・いいえ、
鏡に映っていたとしても、
なんら不自然なことは一切なく、ただそのままぽとりと落ちたのだろうという気がします。
ほんの小さなことなので、「怖い」というほど強い感覚はありませんでしたが、
でもこの時、不思議に静かな、ひんやりとした感覚がずっとあり、
チャームを手に取ってどこも壊れていないのを確かめた後、じわりと寒けのようなものを感じました。
‥✼‥┈┈‥✼‥
こうした小さなことは、生活に大きな影響もないし、深く考える必要もないので、
起きたとしても、
あれ、なんだったんだろう?
と、不可解な気持ちを一瞬味わう程度か、
あるいはピンと来ないままスルーしてしまい、すぐに忘れてしまうことが殆どだけれど、
実はとんでもないことであり、
実はとんでもないことであり、
なのにけっこうよくあることなのではないか、
と最近思います。
私自身も、
物理的に不可能なことが起きたのに、
物理的に不可能なことが起きたのに、
学生時代は物理も科学も好きだったのに、
脳がその重大さをしっかり認識することを、どこか拒否しているような心もとなさがあります。
もっとしっかり受け止めて、
この現実はホログラムなのだ、
またはバシャールたちが言っているように、一瞬一瞬パラレル移動しているのだ、
(あるいは両方なのだ)
と、心底腑に落ちて生きられたら面白いのに、まだそこまで行けないなあ。
それでも、今までにも不思議なことは、それこそいっぱいあったのだけれど、全部理性で否定して、反射的、無意識的に、
「一瞬不思議だと思ったけど、違うよね。何かきっと普通の説明がつくはず。」
と、取り合わなかった期間が本当に長かったので、そういう時からしたら、随分進歩したなと思います。
そろそろあるがままに見ようよ。
「一瞬不思議だと思ったけど、違うよね。何かきっと普通の説明がつくはず。」
と、取り合わなかった期間が本当に長かったので、そういう時からしたら、随分進歩したなと思います。
そろそろあるがままに見ようよ。
不思議なことは、一般に思われているよりはるかに色々と起きているし、
それを体験したり、知っている人も多い。
それに多くの人が、本能的に(遺伝子レベルでというべきか)、そういう話に惹かれるよね。
と、最近ますます思うし、この時のことも、
近頃やっと、「物理法則でさえ絶対ではない」ということを受け入れ始めた私に、天が時々こうして、
その通り、やっとわかってきたの。
今までも見せて来たのに、全然信じなかったね。
そろそろ信じてくれる?
ほら、よく見て。
と、小さな証拠を見せてくれている出来事の、ひとつだった気がします。
✼‥┈┈‥✼‥┈┈‥✼‥┈┈‥✼

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